榊城整体院

第七話「ぎっくり腰は安静の後、早めに運動した方が良い」

ぎっくり腰になると、寝返りや立つ、座るだけでも痛むので動かすことが怖くなります。第六話の通り、まずは冷やして安静が必要ですが、ずっと安静にしているより運動をした方が早く良くなります。痛みを感じる行動が少し楽になって仰向けになれたら、腰ではなく腕や脚の運動から始めます。バンザイ運動10回、足踏みは左右で10回ずつを目安に行いますが、途中で痛くなれば止めてください。これらの運動は腰と関係ないようですが、腕や脚を動かすだけでも腰の筋肉が動きますので、痛みの強い時期はこのくらいで十分です。無理をせず痛みを感じないように動かし、数日続けると動く範囲が拡がり痛みも軽減するはずです。そうすれば腰の運動ができるようになり、痛くないように行えば、痛みがもっと軽くなります。ぎっくり腰になれば運動をするべきですが、開始するタイミングや運動の種類に関しては、専門家に相談して進めて下さい。

 

 

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整体の知識や施術例、身体とこころに関することをブログに書いています

榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)