榊城整体院

整体治療日記6 腰椎椎間板ヘルニア 50代男性

症状

もともと腰痛持ち、咳をしたら腰が強い痛みに変わる。座ったり立ったりすることが辛いので横になっていたが、寝返り痛もある。4~5か月前から左鼠径部の痛みを感じていたが、腰痛と共に痛みが強くなる。他には、歩くスピードが遅い。着替えに時間がかかる・ベッドへ寝る・寝返り・ベッドから立ち上がるときに痛み。

痛みが強くなった翌日に治療開始。

MRI画像を踏まえて

医師から、第2~3腰椎・第3~4腰椎・第4~5腰椎間のヘルニア。腰椎は前弯がなくストレート。前縦靭帯がガタガタと言われる。

立位でも座位でも腰が反っている姿勢。写真を撮って自分のイメージとのギャップを確認してもらい、普段の姿勢に気を付けてもらう。

まずは強くなった痛みを抑えることが第一だが、根本的に腰の状態を改善しなくてならない。

治療経過

左側の第3~5の弱々しい張り。左をかばっているせいか、右の背中~腰の張りが強い。初めは痛みが強くならないよう軽めに治療する。意外に良くなったので、翌日からドローインとウォーキングをしてもらうことに。

3日後に2回目の治療。腰痛と左股関節痛が減少する。歩くスピードが速くなり、30分間歩けるようになる。ただし、座っていられる時間は30分が限界。股関節の違和感で左脚をぐるぐる回したくなる。寝返り痛と腰を反らしたときの痛みが残る。

3回目は4日後。前回よりやわらかくなり、押しやすくなる。寝返りや腰を反らすときの痛みがさらに減少。

4回目は2週間後。ウォーキングだけでなく、ジョギングができるようになる。座っていられる時間は60分に。

強い痛みが落ち着いたので、これからは状態上げつつ予防もかねてメンテナンスに入る。ここからは、ゆっくり時間をかけて根本的に腰を改善していきたい。

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榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)