榊城整体院

整体治療日記10 ひざの痛み 70代女性

症状

2020年に左ひざの裏(以下、膝窩)の痛みで病院で検査したが問題なし。しかし、1か月脚がつけず、痛みは1年間も続いた。

2023年4月に再発して1か月以上痛みが続き、この2週間くらいは就寝中の鈍痛で睡眠不足。今回は病院へは行かずに整体治療を始める。夜間痛、左足に重心をかけられない、手すりを使わないと階段を使えないなどの症状。

 

原因と対処方法

睡眠不足。仕事で徹夜をしたり、ひざの痛みだけでなく首や肩が辛くて寝られないことが多々ある。先日は、1時間睡眠。いつも疲労困憊という感じなため、睡眠時間をしっかりとって疲れをとってほしい。

膝をかばってタクシーを使うなど、歩かないようにしていたので痛くなければ歩くようにアドバイス。

治療経過

1回目。左膝が腫れているため、膝蓋骨が埋まって動きがない。左大腿四頭筋は硬く圧痛が強い。ハムストリングスの張りやたるみ、膝窩の張りで押しにくい、ふくらはぎがパンパンに張っている。背中~腰も張りやたるみで押しにくい。帰りは楽になって左足に重心をかけられる。

1週間に1回のペースで治療。

6回目までは、楽になったり辛くなったりを繰り返す。6回目の翌日から左膝が楽になって眠れるようになる。

7回目。腫れやむくみが減少。どこを押してもやわらかくなり始める。

8回目。階段で手すりを使わず、上り下りができる。大腿外側や腓骨筋痛。大腿四頭筋の硬さ残るも圧痛なし、ハムストリングスの張りやたるみ減少、膝窩押しやすくなる、ふくらはぎもやわらかさが出てきてスッキリ。

9回目は予定が合わずに3週間後だったが、ひざの痛みなくなる

およそ2か月半で治療が終了。

整体の知識や施術例、身体とこころに関することをブログに書いています

榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)