第1話で、疲れを取るには睡眠が最も大切であるとお伝えしました。眠っている間に成長ホルモンが放出され、脳や身体のダメージを修復してくれるからです。しかし、眠りが浅く短い睡眠はダメージの修復ができません。睡眠の中で最も大事な時間は入眠後3時間です。この時間帯に成長ホルモンの80％近くが分泌されるそうですから、目が覚めたり、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌が足らず、ダメージの修復が妨げられます。また、成長ホルモンが身体全体に行き渡るのが約4時間とされていますから入眠後3時間と併せて最低7時間。理想の睡眠時間は7～8時間と言われてます。多くの方が理想の睡眠とは程遠いかもしれません。しかし、これを数十年続けると、バケツの水が溢れ出て大きな痛みや病気につながります。
1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ（ゴルフ）に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。
2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。
平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得（第121762号）