文庫本すら持てないほどの腰痛が1回の施術で楽になった！あと2回の施術で腰痛の心配なし

もう4年以上もいらっしゃらなかった男性からご連絡がありました。どうも腰が痛いようです。いつも腰痛を抱えていたようですが、今回はどうも痛みの質も場所も違いました。

文庫本を持ていない腰の痛さ

この50代男性は祖父の頃から通ってくださっている方で、痛みがある時にいらっしゃいます。祖父が亡くなって私に代わっても、嫌な顔せず通院してくださった大事なお客様です。きちんと痛みを取らないといけません。

来院された前日の朝に激痛で起きました。いつもは腰が痛むのですが、少し上の部分。起き上がることに時間がかかり、文庫本を持つことも痛くてできなかったそうです。しかし、何も持たずに出社するわけにもいかないので仕方なく荷物を持って出社しました。その時には湿布を貼ってから出ていったそうです。

その日の帰りは大きな荷物を置いていき、貴重品や必要なものだけ持って帰ったそうです。湿布を貼り、大きな荷物を持ちかえらなかったのは大正解です。おかげで翌日は前日のような痛みはなく起き上がれました。歩く、立つ、座るなどの動作も同じで、前日に比べれば楽だったようです。

左の仙腸関節がズレていた！ズレを解消できれば、弱った筋肉は強くなる

来院され、施術室に入る姿を拝見すると腰が曲がっていました。座ることや立つことなど、一つ一つの動作に対して痛みがないように慎重に行動していました。それでも、ベッドへ横になる時や寝返りがそこそこできていましたので安心しました。

相変わらず腰が硬いですね。押すのも一苦労です。但し、以前と同じような身体をしていましたからある程度の目途は立っていました。しかし、いつもと違う痛みを感じるだけあって本当に悪い場所がどこなのか見当つきませんでしたが、左の仙腸関節が原因のようです。少しズレていたために周りの筋肉やお尻の筋肉が弱っていました。

どうもお子さんの文化祭に行って立ちっぱなしだったようです。立ちっぱなしだけではこのようなお身体になりませんので、すでに悪い状態だったのでしょう。そこに立ちっぱなしという状況が悪い方向にプッシュしてしまったのですね。

筋肉が弱っていると腰を支えることができませんので、まずはしっかりした張りを取り戻さなくてはいけません。硬い筋肉はしっかりと揉みほぐして楽にし、ズレを修正できれば弱っている筋肉の強さが戻ってきます。

施術後に仙腸関節を触るとズレが解消してくれていました。動作が楽になったご様子。立位姿勢、歩く姿勢の中で腰が伸びて動きが早くなったのを確認し、痛みがどうなったかお伺いすると楽になったとのこと。

しかし、まだ完全に痛みは消えないでしょうから1週間後くらいに来るようにお願いしました。

最低でもあと2回は絶対必要。きちんと治さなきゃ痛みを繰り返して悪化する

しかし、2週間経ってもご連絡ありませんでしたので最悪な状況に戻ってはなく身体はなんとか動けているのだと想像できました。そこで、ご連絡を取ったところ、重たいものを持つことは控えていらっしゃるそうですが、歩行はかなり楽になったとのご報告をいただきました。

もちろん痛みは完全に取れる訳がありませんが、文庫本を持つこともできなかった痛みが1回で落ち着かせることができたことは及第点でしょう。次はいらっしゃらなかったために2回目はありませんでしたが、私はあと2回施術した方が絶対良いと思っています。

腰が真っすぐに伸びておらず、患部がまだしっかり良くなった状態ではないために再発する恐れがあるからです。それを繰り返してしまうと、悪化してしまいます。そうなれば筋肉が固まってしまって腰が曲がったままになり、施術をしても筋肉をほぐすことは困難となります。筋肉がほぐれなければ痛みを取るのに時間がかかってしまいます。

もし、痛みがなくなったとしても、本当に良くなったかどうかの判断は自分でできるものではありません。あと2回で良いわけですから我慢して通ってください。3回施術できれば、腰や背中が真っすぐ伸びて身体が軽くなり痛みを感じることなく仕事ができるでしょう。

そこで私から見た、押した感じをお伝えしますから施術を終えるのか、続けるのかを一緒に考えていきます。その方針に合わせて、腰が良くなってからの生活の仕方、体操や運動の取り入れ方など今後のご指導をして良い状態を維持するお手伝いをさせていただきますのでご安心ください。

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