榊城整体院

足首痛の原因は、前日の胸や上腕部のトレーニング

久々にスパイクを履いてサッカーをしたから足首を痛めたと仰った40代後半の男性。いつもと違う感覚のスパイクは、履き慣れてないので足首を痛めるケースは確かにあります。

 

足首の痛みは内くるぶし付近にある後脛骨筋腱からのものでした。腰は強く張っていますが、腰だけ押しても足首の痛みが良くなりそうな気配がしません。脚も張っていますが、特別問題なし。ところが、首が強く張って背中が硬く、肩関節を動かすとはまりが浅く緩い感じで、肩がきれいに回ってくれません。どうやら、胸や上腕部の筋肉の張りが肩の動きを邪魔していました。ひょっとして?と聞いてみると、サッカー前日に胸や上腕部のトレーニングを多く取り入れていたそうです。

 

これでわかりました。

 

肩の動きが悪くなるくらい肩甲骨周りの筋肉が張って身体のバランスを崩したところに、履き慣れていないスパイクでサッカーをしたため、脚に負担が掛かって後脛骨筋健を痛めたという流れです。施術は3回、足首周りの施術に肩甲骨周りの張りを取ってバランスを整えました。1週間後、肩関節の動きが元に戻り、足首の痛みは4週間後になくなりました。

 

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榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)