榊城整体院

疲れを取る方法は休養してから運動。施術も加えて痛みも改善

施術をしてお話を聞いていると、痛いから運動している。痛いから運動しなくちゃ。ということを耳にするのですが、反対です。まずは運動しないで休んでください。

まず休むこと。それから運動。

(整形外科的に)痛いってどんな状況でしょうか。筋肉、筋膜、骨、靭帯、腱などが傷ついているわけです。ここを動かせば余計に傷つきます。例えば、作っているプラモデルの腕が外れそうです。大好きなお人形の足が取れかかっています。こんな状態で腕や足を持って遊んでいたら取れちゃいますよね。だからまず休んで動かさないでほしいのです

 

プラモデルや人形は休んでも変わりませんが、人間の場合は休んでいるうちに修復してくれます。修復して弱さを克服してから動かしてあげれば、よく動きよく回復します。

まずステージ1があって休むこと、そこで患部が良くなってくれば運動しても構いません。ステージ2ですね。運動して血流を回して回復サイクルを高めます。そうすれば回復力が高まり、良くなるスピードが増します。

 

テレビや雑誌などで運動しましょう。運動しましょう。とよく聞きますからその言葉が印象的なのでしょうね。運動することはとても良いことです。身体を改善するには欠かせないものです。でも運動して良い人と悪い人がいるわけですから、その違いを判断できれば間違えることがないと思います。

 

まずは現状把握です。運動して痛みがあるかないかは重要な指標です。運動中や運動後に痛みがある方は運動する環境が整っていないわけですから、まずは休んでくださいね。

 

休んでください。その一言でホッとする

例えば、腰や肩、肘が痛いのにゴルフやテニスをしてしまって身体が良くならないんだよね。と言っている方はいませんか?膝が痛いのにジョギングしたり山を登りに行く。腰が痛いのに長時間腰かけてパソコン作業や編み物したり、重いものを持ち上げたりと当てはまる方はいませんか?ストレッチだってジムで運動することも同じです。痛いのに無理になさらないでください。

 

私たちはスポーツ選手ではありませんから無理して動かす必要ないのです。仕事で長時間歩いたり、パソコン作業、家事作業、介護・看護など、どうしてもやらなければならないことがある方は仕方がありません。そういう方はなにかフォローするものを見つけて、休日などに休まなければいけませんね。

 

榊城整体院ではその時々のタイミングで、みなさんの生活スタイルに合わせて相談していき、それぞれに合った改善方法を探していきます。無理のないものを提供致します。

 

だいたい、初めての方には休んでください。仕事をさぼってください。と申します。中にはその言葉でホッとする方もいらっしゃいます。何かしなければいけないという気持ちになって無理に動かそうとするようです。

 

休養に整体を加えると、痛みなく運動できる身体の近道に

休みを入れながら施術を続けると、痛みが改善し、運動できる身体の近道になります。今まで痛かった体操が、痛みなくスムースにできるようになったり、ゴルフやテニスができる。ジョギングの距離を伸ばしても痛くないようになります。ジムで重い負荷をかけられるようになる。仕事の際、長時間座ったり歩き回っても同じです。違いを感じていただけるかと思います。

そういった違いを感じていただいてから体操や運動したって遅くはありません。むしろ、最短距離です。運動はとても大事ですが、タイミングが大事ですから痛みと相談してうまく運動していただきたいと思います。

 

整体の知識や施術例、身体とこころに関することをブログに書いています

榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)