仕事の疲れが取れない！体調を見分ける5つのポイント

身体は毎日違う身体をしています。いつも同じだと思っていると、怪我をしたり痛みを抱えてしまうこともあります。このことを知っていただき、日々の生活に役立てていただければと思います。

調子に合わせた運動が無理なく続けられるコツ。それが良い結果を生み出す。

私は毎日ストレッチをします。そこでいつもと同じメニューを繰り返すのですが、いつもより楽にできる日と身体が硬くて曲がらない日があります。そういう日があって当然なのです。それにもかかわらず、いつもと同じようにストレッチをしてしまうと身体を痛めてしまうかもしれません。

調子良い時は、ここまでしか届かないはずなのに今日はそれ以上に身体が曲がるなと思っていつも以上にストレッチしていませんか？調子良い時は調子良いままストレッチをするのに、調子悪い時はいつもと同じストレッチをしようと思ってしまう。これって矛盾ですよね。調子悪い時だってそれに合わせてストレッチすれば良いのです。

もし、身体が硬い日にいつもと同じようにストレッチすれば、無理して体操していることになります。いつも通りの日に、調子が良い時の残像が残ってストレッチしても無理していることになります。身体に良いストレッチですが、体調に合わせないと身体を痛めてしまうことになりかねません。運動も同じです。ウォーキングや筋トレもその日の体調に合わせて行うことで怪我なく良いパフォーマンスを出すことができます。そうすれば、無理なく続けることができ、ストレッチならやわらかくなり、ウォーキングなら痩せたり、むくみが取れ、筋トレなら筋肉量が増えるような結果を残せるでしょう。

枕が合わない

ちゃんと頚椎の角度を合わせて枕を作ったのに、枕が合わない日がありませんか？それは枕が悪いのではなく、体調が悪いので筋肉の張りや骨（頚椎）の位置が微妙に変わることにより、そういう感覚が出てきます。無理にいつもの枕を使おうとすると翌日に痛みを抱えたり、寝違えてしまうかもしれません。

これを防ぐためには、体調に合わせて枕を変えたり修正することによって枕を体調に合わせることができます。私はバスタオルをお勧めしていますが、2番手用の枕を用意しても良いかもしれませんね。「いつもの枕が合わなければこれを使おう」みたいなものです。わざわざ枕を用意するのが面倒な方はバスタオルや座布団を使うことで補えます。詳しいことはこちらに載っていますのでご確認下さい。

どうしてもいつもの枕を使いたい時には首や背中が張っているはずですから首、背中のストレッチをすることによって筋肉の張りを良くすれば骨の位置も整えられ、いつもの枕に合うようになります。それでも合わなければ、その日は諦めてください。ストレッチを2～3日続ければ大丈夫でしょう。

靴が合わない。靴の脱ぎ着でも体調が分かります

いつも履いている靴が合わない日がありませんか。靴擦れしてしまうとか、痛みが出るとか経験されたことがあると思います。これも靴に問題なければ体調が悪いのでしょう。腰から足先までの下半身のどこかにトラブルを抱えているかもしれません。腰痛、膝痛、足首の捻挫とか。もし痛みに覚えがないのなら下半身の筋肉が硬いはずです。いつもとバランスが変わり、靴が合わないのです。

靴の履くとき、脱ぐ時でも体調が分かります。靴がスッと入るときは調子良いですが、靴ベラを使っても履きにくい時は調子が悪い証拠です。朝から浮腫んでいる可能性大です。

靴が合わない時には腰や脚のストレッチをしてください。腰を捻ったり、前屈や後屈。前屈は臀部や太ももの裏、ふくらはぎも伸びますから時間短縮できます。立位前屈をしてから座位前屈をすると効果的です。立位前屈の方が簡単ですから座位前屈から始めないでください。

単独で太ももの前や裏、ふくらはぎ、足の裏も伸ばせると、どこが硬いのかが分かりやすいです。硬い場所を中心にストレッチしてください。

セルフマッサージでも良いですよ。セルフマッサージならまず足の裏に時間を掛けてください。痛い場所や気持ち良い場所がありますから入念に行ってください。そのあと、腰、太ももの前側、ふくらはぎや脛もできるとバッチリです。再度、足の裏を触っていただくとやわらかくなったことを実感していただけると思います。

そうなればもう靴がスッと履けて、靴擦れや脚の痛みはなくなるはずです。それでもなくならなければご相談ください。

最寄り駅まで遠く感じる

自宅から通う駅までが遠く感じることってありませんか？反対に近く感じることもあるでしょう。それで体調を把握できますね。遠く感じていれば、体調が悪い証拠です。駅まで10分かかるところが12～13分かかるかもしれません。脚が重く上がらなくて歩くスピードが遅くなっています。

前日に遅くまで起きてたとか、深酒したりしてませんでしたか？急な運動や体操は疲労が残り、駅まで遠く感じます。疲労が残っているのですからその日の夜は早く寝てください。

反対に駅まで近く感じれば体調が良いわけです。10分かかるところ、7～8分で着くのではないでしょうか。脚が軽くて身体も軽い時があると思います。こういう時は気持ちも軽くなって快適ですね。

体調が分かったら仕事に活かす

上記で述べたような、当たり前の生活している中で体調を把握することができます。それができれば仕事でも活かせることができます。調子が良ければそのまま突っ走れば良いのです。何でもできるし、集中力が増します。仕事量を増やしたって問題ないでしょう。こんな日に残業したらどうでしょう。仕事量は同じでも残業時間が短くなると思います。

いつも通りの日もあります。これはいつも通りにこなせば良いですね。

問題は調子の悪い時です。調子の悪い時の過ごし方で全体のパフォーマンスに影響が出ますからとても大事です。調子の悪い時にいつも通りやろうとしてもいつものパフォーマンスは出せません。自分の体調の悪さを把握できたら、勇気を持って早めに帰って下さい。早く帰って寝るだけです。そうすれば次の日からいつも通り以上になれるでしょう。

もし早く帰れないのなら、仕事を軽めにしてほしいです。うまくサボったって良いです。いつもと同じ仕事をしても時間がかかるし内容も悪いかもしれません。だったら、この日は最低限の仕事だけして身体の負担を減らし、ストレッチをしたり早く寝ることで翌日からの体調回復に努めたいです。

きちんと自分の体調を把握することができれば、その日の自分に合った仕事をすることができます。今日は調子が良いからたくさんやろうとか、難しいことをしても良いでしょう。悪い時には手を引くことを覚えてください。気分転換だけでも違いますよ。いつもと同じでは良い仕事ができません。

これは専業主婦（主夫）の方にも言えます。子育てにも使えますね。掃除をしない日があったって料理を手抜きしたって良いです。子供の自由研究に付き合わなくても良いです。その代わりに、調子良い時に掃除をしてください。たくさん料理を作ってください。勉強のお手伝いをして遊びに付き合ってください。

調子が悪い時にいつもと同じことをしていたら身体は壊れてしまいますからね。痛みがあったり怪我をしたら集中できず、仕事に手がつかなくなります。調子悪い日を少なくすれば良い仕事がたくさんできます。仕事が早く終わって自分の時間が持てます。調子が良い時の残像が残っていたり、いつもと同じようにこなさなきゃと思っている方は心掛けてくださいね。