榊城整体院

第十五話「良い姿勢の一歩は重心の意識から」

脚の位置を真ん中に置くことが良い姿勢の一歩です。脚を床にしっかり着いて、膝は約90~100度くらい曲げるだけです。脚を中心に置くことで上半身が骨盤の上に乗りやすくなりますので背もたれに寄りかかる必要がなくなりますが、背もたれを使いたい場合は背もたれにクッションを置いてください。深く腰掛ければ、寄りかかったとしても上半身はあまり後ろへ倒れず腰が丸くなるのを防ぎます。次は試しに両脚を前に出して座ってください。上半身が後ろへ倒れるか、姿勢が変わらない場合は腹筋や腰、太ももの筋肉が使われていることがわかりますか?重心が外へぶれるので上半身を後ろへ倒してバランスを取るか、筋肉を使って支えなければいけないからです。しかしながら、脚の位置を真ん中に置くだけで重心が真ん中になり筋肉の負担が少なくなるため、肩こりや腰痛を減らすことができます。ただ、長時間座り続けることは避けてください。

 

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整体の知識や施術例、身体とこころに関することをブログに書いています

榊城整体院院長 榊 城 Sakaki Jo

1977年生まれ。祖父・父・兄が揃って「整体・指圧・マッサージ」の治療院を開設する、いわばこの世界のサラブレッド。学生時代はスポーツ(ゴルフ)に取り組み、大学卒業後、会社員を経てこの世界へ。

2005年独立開業。以来、からだに触れながら、その背景にある生活スタイルやこころのバランスなどにも目を向けた、トータルケアを心がけている。

平成16年 国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許取得(第121762号)