2～3日の体調不良ゴメンナサイ。あえてもみ返しを出す施術することもある

もみ返しって嫌ですよね。私も嫌いです。眠いし、だるいし、痛いし。マイナスな要素しかありません。ですから、普段はいかにこのようなことがないよう施術するかを心がけています。

凝り固まった筋肉は時間を掛けてしつこく押す

しかし、私の技術ではどうしても張りが取れない筋肉や状態に出会うことがあります。そんな時はどうするかというと押します。たくさん押して強めに押すのです。ですから、施術後に辛くなったとしてもこの筋肉や状態を改善するためにこういった手法を取ることがあります。

どういった時かというと、筋肉の凝りが激しい場合。固まりきった分厚い筋肉をほぐして小さくしたいのです。こういった筋肉は普通に押していてはやわらかくなってくれないのでしつこく押します。また、時間を空けて触るとやわらかくなっています。必要な場合はそこから押すとさらにやわらかくなります。

押されている方はたまりません。痛いのが続きますからね。けれども、良い押し方をするとダメージ少なく、効いてる感じがしたり、良くなりそうな感じがあるので我慢していただけます。それでも辛いものは辛いのですが…。

疲れを出すために

疲れ切った場合もそうですね。忙しかったり睡眠不足で身体が疲弊している時は、身体が重いしだるいですね。寝るための体力が不足して質の良い睡眠が取れなかったりもします。

こんな時は疲れをしっかり出して質の良い睡眠を取っていただきたいのです。強めにたくさん押して筋肉をほぐして血流を改善し、疲れを出します。そうすることによって回復のサイクルを早めたいのです。筋肉の張り方によって強弱は使い分けますが、たくさん押すことになります。

たくさん睡眠を取って「もみ返し」をやわらげよう

以上のような押され方をされたらどうでしょう。筋肉は傷つき痛みがでるかもしれません。血流がたくさん循環して運動したような感覚になり、ドーンと身体が重くなるかもしれません。それでも現状を改善したいために押す必要があり、疲れを出したかったわけです。

そんな施術を受けた後はなるべく早く寝てくださいとお伝えします。むしろ、眠くて早く寝たくなると思います。その流れに逆らわず、たくさん睡眠を取っていただくと翌日はスッキリします。まだ疲れが残って重だるいかもしれませんが、意外と動けるはずです。しかも2～3日かかるところが1～2日に短くなるでしょう。

このような施術は毎回ではありませんのでご心配なさらないでください。筋肉の張りが取れたり、疲れが取れていれば次回から通常の施術に戻ります。